ドル・円は欧州市場で、105円50銭台でもみ合いが続いている。欧州勢がユーロ・ドル売りを強め、一時1.2420ドルまで値を下げたが、ユーロ・円も131円13銭まで下落しており、ドル・円にはとってはニュートラルな動きになったとみられる。リーカネン・フィンランド中銀総裁が早期引き締めに慎重な発言をしたことがユーロ売り材料になった。なお、18時に発表されたユーロ圏の3月景況感指数の低下はほぼ予想の範囲内の内容であった。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円45銭から105円63銭、ユーロ・円は131円13銭から131円50銭、ユーロ・ドルは1.2420ドルから1.2466ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は105円50銭台、欧州通貨は弱含み