5日のマザーズ先物は大幅に5日続落。-43.0(-3.58%)安の1157.0ptで取引を終えた。高値は1208.0pt、安値は1145.0pt、売買高は2407枚。円相場が1ドル=105円台前半と高止まりしているほか、2日のNYダウが4日続落するなど外部環境の不透明感を背景に、日経平均株価が先月14日以来約3週間ぶりに2万1000円台を割り込み、リスクオフの流れが新興市場にも波及。マザーズ先物も売り先行で始まった。また、ミクシィ<2121>やCYBERDYNE<7779>、PKSHA<3993>など時価総額の大きな銘柄も下落したことも響いた。2月の米VIXショック以降、米国市場は不安定な値動きを強いられており、3月決算期末を前に機関投資家による決算対策売りが早まって出てくる可能性もあると懸念されるなど、先行き警戒感が強まっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅に5日続落、日経平均の下げに連動し売り膨らむ