本日のマザーズの先物は、日経平均株価の上昇につれて買い先行で始まりそうだ。26日の米国市場は、米長期金利の上昇に一服感が出ていることが好感されて、NYダウは前週末比399ドル高と大幅高となった。また、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も低下するなど、米国市場の好転が投資家心理の改善に寄与し、個人主体のマザーズ先物の買い安心感にもつながりそうだ。ただ、為替が1ドル=106円台後半と依然円相場は高止まりしているほか、日本時間のあす午前0時からのパウエル新FRB議長の議会証言次第では、為替相場や一服感の出ている米長期金利も再び上昇ピッチを早める可能性もあるだけに、買い一巡後は模様眺めムードが強まりそうだ。本日の上値のメドは1280.0pt、下値のメドは1220.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:投資家心理の改善を背景に買い続く