大幅下落。ギャップ・ダウンで直近安値水準での攻防となり、6日の急落局面で残していた長い下ヒゲの水準での推移に。ただ、21000円処に位置している200日線が支持線として意識される格好となり、下ヒゲを残している。一目均衡表では雲を下放れる形状となっているが、200日線が目先底となるようだと、雲下限を意識した自律反発も意識されてきそうだ。週足形状では26週線を割り込んでおり、20690円処に位置している52週線が意識されてそうである。ただ、200日線意識で21000円割れは想定内となり、それを下回ったとしても200日線から52週線まで300円程度であり、一先ず目先底が見えてきた格好である。そのため、ここから売り込む動きよりは、押し目買いを意識したスタンスに向かいやすく、次第に下値の堅さが意識されてくる可能性がある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:ここからの下げは押し目買いを意識したスタンスに