ベネズエラ政府は1月17日、マドゥロ大統領が推進している仮想通貨ペトロについてオンラインメディアが「虚偽の報道」を行ったと述べた。

ハイパーインフレに加え、EU・米国からの制裁に直面しているベネズエラでは、マドゥロ大統領が原油を裏付けとする仮想通貨ペトロの発行によって資金調達を試みている。

当局の責任者は書面により、「複数のデジタルメディアにより、ベネズエラの仮想通貨ペトロのホワイトペーパーについて「虚偽の情報」が報じられた」と伝えた。近いうちにマドゥロ大統領による公式なホワイトペーパーが作成されることも明かした。「虚偽の報道」の具体的な内容や、そうした報道を行ったとするメディアの名前については言及されていない。

9日にはベネズエラ議会がペトロを違法通貨であると宣言した。また、16日には米財務省が、米国がベネズエラに科した制裁に違反する可能性があり、取引すれば法的リスクが生じると投資家に警告している。ペトロについて、国内外で批判的な見方が広がっている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベネズエラ政府、仮想通貨ペトロについて「虚偽の報道」があったと伝える【フィスコ・ビットコインニュース】