4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円62銭から112円86銭まで上昇し、112円75銭で引けた。米国の12月ADP雇用統計(民間雇用者数)の予想を大きく上回る増加を受けて、NYダウが2万5千ドルの大台を初めて突破、欧州株も大幅高となり、リスク選好的な円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.2056ドルから1.2089ドルまで上昇し、1.2068ドルで引けた。ユーロ・円も135円88銭から136円37銭まで上昇した。ユーロ圏PMIの上方修正を好感したユーロ買いが続いた。

 ポンド・ドルは1.3531ドルから1.3559ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.9737フランから0.9759フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米ADP雇用統計上振れ、NYダウ2万5千ドル乗せで円売り