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大幅反発。前日に前11月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の8億円から6.2億円に減額、インドの新税制導入に伴う市場の混乱や銀行業務の停滞などが影響した。また、中国関連会社での固定資産の減損損失を計上するため、経常利益は7億円から3.5億円に下方修正している。ただ、第3四半期までで営業利益は大幅減益であったため、むしろ9-11月期は持ち直した印象も。当面のあく抜け感が先行する展開になっている。
Jフロント<3086>:2159円(+141円)
大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は379億円で前年同期比29%
増益となった。上半期の同24%増益に対して、9-11月期は同43%増益と増益率は大幅に加速する形となっている。会社計画の上振れ期待の高まりへとつながっているようだ。訪日旅行客と富裕層による旺盛な消費需要、ギンザシックス開業による増益効果などが業績上伸に寄与している。
カーリットHD<4275>:1242円(+118円)
大幅反発。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を710円から1430円にまで引き上げている。18.3期営業利益計画を15億円から19億円に上方修正しているもよう。電子材料が上方修正要因の中心であること、18.3期下期以降は受託評価分野における車載向け電池試験の増加が期待できることなどを、評価引き上げの背景としているようだ。
川崎重<7012>:3930円(+280円)
大幅反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も4300円から4800円に引き上げている。オフショア作業船の契約解除に伴う特別損失の計上と下方修正を発表、これにより悪材料は出尽くしと判断しているもよう。
また、19.3期以降の業績予想を円安背景に増額修正している。採算の不確実な事業によるリスクが重工系3社の中では最も低くなると評価、今期に続き来期も営業3割増益が続くと予想している。
大塚家具<8186>:855円(-69円)
一時824円まで急落。本日は12月期末の配当権利落ち日となっている。期末配当予想は1株当たり40.00円で、前日終値ベースの配当利回りは4.3%だった。株価は高利回りを支えとして期末にかけてしっかりした動きだったが、権利落ちをきっかけに利益確定売りがかさんでいる。17年1-9月期(第3四半期累計)の最終損益は58.47億円の赤字(前年同期は40.82億円の赤字)と業績面では厳しい状況が続き、投資家の警戒感は強いようだ。
セキュアヴェ<3042>:714円(+100円)
ストップ高。来年1月より統合セキュリティ運用サービス「NetStare(ネットステア)」シリーズのクラウド向けサービス「NetStare for Cloud(NS4C)」の提供を開始すると発表している。「NS4C」はパブリッククラウドやプライベートクラウドで利用される仮想化基盤にて稼働するUTM(統合脅威管理)をマネジメントするサービス(クラウドセキュリティ運用サービス)。サービス提供価格は月額8万7500円からとなっている。
ミクシィ<2121>:5350円(+10円)
売り先行も切り返す。子会社のフンザが運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ(チケキャン)」を閉鎖する方針を固めたと一部メディアが報じている。
ただ、フンザは商標法違反及び不正競争防止法違反の容疑で捜査当局による捜査を受け、「チケキャン」の主要機能を停止しており、今回の報道で懸念後退と受け止める向きもあるようだ。なお、ミクシィは「今後のサービス継続の是非について検討していることは事実」と開示している。
ランシステム<3326>:996円(+111円)
ストップ高買い気配。「築地虎杖」「ハレの日食堂」「麺屋虎杖」といった飲食店を経営する虎杖東京との間で、業務提携に関する基本合意書を締結すると発表している。同社はFC展開で培った経験を活かして、虎杖東京が運営する飲食店のFC事業化に協力し、日本国内におけるFC本部の役割を担う。今期中に「麺屋虎杖」ブランドに関するモデル店舗の出店、FC展開に向けたパッケージを構築し、来期よりFC加盟者の募集を開始する予定。
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