22日午前の東京市場でのドル・円はもみあい。日本株は不安定な値動きだが、日銀の緩和的な政策の維持を背景に円売り基調が継続している。

ドル・円は113円前半を中心とした値動き。日経平均株価は前日終値付近で不安定な値動きでやや円買いに振れやすい地合いだが、日銀の「異次元緩和」継続の期待から円売りが続いたようだ。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しているが、目先の日本株は引き続き前日終値付近での推移が見込まれる。一方で時間外の米10年債利回りは2.50%付近と高水準を維持して、ドル買いが入りやすい。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円27銭から113円39銭、ユーロ・円は133円91銭から134円66銭、ユーロ・ドルは1.1817ドルから1.1876ドルで推移した。

【要人発言】
・麻生財務相
「生産性を上げるためにインフラを整備していく」
「基礎的財政収支は引き続き縮めていく」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみあい、日銀の緩和維持で円売り継続