昨日の大幅な下げに対する自律反発が意識されるが、昨日の出来高が15億株台にとどまるなど、商いが膨らみづらい中で先物に振らされやすい面もある。昨日は大引け30分前辺りから225先物が下げ幅を広げる格好となり、これを受けてポジション調整の売りが強まるなか、終値ベースでは10月末以来の22400円を下回った。ナイト・セッションで一時22110円まで下げる場面もみられている。戻りの鈍さが意識される局面においては、短期筋の売り仕掛けに注意したいところであろう。

物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、インデックスの影響を受けづらい、中小型株などへ資金がシフトしやすくなったと考えられる。その他、個別で格上げなどが観測されているところでは、ユニチャーム(8113)、ニチレイ(2871)、日本通運(9062)、日本通運(9062)に注目。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ユニチャームやニチレイに注目