28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円65銭から112円34銭まで下落し、112円40銭で引けた。トランプ政権・共和党が発表した大規模な減税案を受けて、財政赤字の拡大懸念が浮上し、ドル買いが後退した。

ユーロ・ドルは、1.1767ドルから1.1804ドルまで上昇した。ユーロ圏9月景況感指数が10年ぶりの高水準に達し、域内の金利先高感をうけたユーロ買いが再燃。

ユーロ・円は、132円89銭へ上昇後、132円41銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.3411ドルから1.3455ドルへ上昇した。利上げ観測を受けたポンド買いが再燃した。

ドル・スイスは、0.9744フランから0.9698フランへ下落した。

[経済指標]・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+3.1%(予想:+3.0%、改定値:+3.0%)・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率+3.3%(予想:+3.3%、改定値:+3.3%)・米・先週分新規失業保険申請件数:27.2万件(予想:27.0万件、前回:26.0万件←25.9万件)・米・失業保険継続受給者数:193.4万人(予想:199.3万人、前回:197.9万人←198.0万人)・米・8月卸売在庫速報値:前月比+1.0%(予想:+0.4%、7月:+0.6%)・米・8月前渡商品貿易収支:−629億ドル(予想‐651億ドル、7月‐639億ドル←‐651億ドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 9月28日のNY為替概況