以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2017年9月4日8時に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.127(前日比↓) :(前日2.145)
◆米10年債金利:2.166(前日比↑)
◆米2年債金利:1.346(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.820(前日比↑)
◆日米10年金利差: 2.168 (前日比↑)
◆ドル円: 109.86円(前日比↓)
◆NY金:1,340.21(前日比↑)
◆シカゴ日経:1 9,690円(前日比↑)

■今週の日経平均株価予想(9月4日~9月8日)
始値:19,650円(先週末比↑)
高値:19,750円(先週末比↑)
安値:19,550円(先週末比↓)
終値:19,650円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想は、
1日のNY市場は米10年債金利が上昇とドル円は下落、25日のシカゴ日経225先物は19,690円(前日比15円高)で終えています。北朝鮮リスクの高まりで、始値はシカゴ先物にさや寄せて19,650円辺りで始まり、高値は19,750円と予想します。日経平均の25日終値移動線(19,633円)が支持線になり、高値圏では利益確定売りで上値が重いでしょう。安値は19,550円辺りまで下げると見ていますが、26週終値移動線が支持線として意識され下値は堅いでしよう。週間での終値は、下落幅を縮めて19,650円辺りまで戻して終わる展開を想定します。その他、ドル円は3日移動線(110.12円)が抵抗線に変化して、安値108.30円から高値110.60円を予想します。ドル円は56週移動線(109.86円)が横方向で三角保合を何度か形成していて、上抜けできるかがポイントになります。地政学リスク時では、17年4月17日の108.13円が下値のターゲットになり、さらに下回る様だと自律反発がきびしい展開となりそうです。

(注)5日移動線の支持線とはロウソク足より下の位置推移(株価上昇)で、抵抗線とはロウソク足より上の位置推移(株価下落)の意味です。

■今週予想参考の注目指数(3週目)は、
先々週末から先週末は、米10年債金利↓(2.169→2.166)に対して、NY金↑(1,298.32→1,340.21)と乖離幅がさらに拡大していて、NY金は節目の抵抗線(1,350.00)を、上回るかがポイントになりそうです。米10年債金利とNY金は、概ね逆相関的にリスク要因によって動きます。16年11月30日(金利は2.302、NY金は1,187.90)からトランプラリーのリスクオンの要因になり、金利上昇と株価上昇が進行し、金価格は下落していました。17年7月28日の金利(2.301)とNY金(1,259.42)から最近の動きを見ると、乖離幅が拡大しています。北朝鮮の情勢しだいでは、さらにリスクオフの要因となり、金利低下・株安・ドル安/円高の進行が、グレートローテーションの流れになるのか注意したいところです。

■独自総合指数とは
総合指数は、2015年1月から、米10年債金利、米2年債金利、日10年債金利・無担保コール金利、ドル円、NY金、CRB、ダウ先物、SP500先物、単純・加重利回り等のデータをリアルタイム収集しています。15年1月を1.00倍とし、各先行指数の倍率を計算(指数化)し、米10年債金利を基本値に、連動性・乖離性の組合せを数値化、その他のデータ等を足し合せて、計算した結果の数値です。約1.5年間かけ完成しました(現在もブラッシュアップ中)。この指数を基に、日経平均株価予想値を算値しています。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!