【続落、軟調地合いで買い続かず】21日(月)

■概況■1075.05、-9.7521日(月)のマザーズ市場では、前週末の下落に対する反発狙いの買いが先行した。しかし、北朝鮮情勢に対する警戒感から日経平均がマイナスに転じると、マザーズ市場でも買いは続かず軟調な展開となった。個別材料株の一角には物色が向かったが、資金の逃げ足の速さも目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で817.71億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり149銘柄、変わらず7銘柄となった。

◆注目銘柄◆マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>が利益確定売りに押されたほか、アカツキ<
3932>、SOSEI<4565>、サイバーS<3810>、中村超硬<6166>などが下落。また、ラクス
<3923>やWASHハウス<6537>がマザーズ下落率上位に顔を出した。

一方、新作ゲームの事前登録者数が順調な滑り出しを見せているAiming<3911>はストップ高まで買われた。東証1部への昇格期待や株主優待導入で買いを集めたビーロット<3452>はストップ高比例配分。株式分割の実施を発表したファイズ<9325>や新作ゲームを発表したエディア<3935>も大きく買われる場面があった。

その他、アンジェス<4563>、アクセルマーク<3624>などが上昇し、GameWith<6552>やソレイジア<4597>の上げが目立った。

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【3日ぶり反発、ゲーム株など利益確定の動きも】22日(火)

■概況■1079.20、+4.1522日(火)のマザーズ市場では、為替の円高進行が一服し、日経平均も一時プラスに転じる場面があったことなどから、反発狙いの買いが入った。需給良好な高値更新銘柄も物色を集めたようだ。しかし、主力株の一角が引き続きさえない展開となったほか、ゲーム株などでも利益確定売りに押される銘柄が目立ち、マザーズ指数は朝方の上昇が一服すると一進一退の展開となった。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で773.70億円。騰落数は、値上がり134銘柄、値下がり95銘柄、変わらず10銘柄となった。

◆注目銘柄◆ソレイジア<4597>、総医研<2385>、GNI<2160>などが上昇。マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>やアカツキ<3932>、中村超硬<6166>は小幅高となった。子会社が世界規模の医療情報データベース提供企業と協業すると発表したUbicom<3937>はストップ高。また、オウチーノ<6084>、Jリース<7187>、串カツ田中<3547>も10%超の上昇となった。

一方、SOSEI<4565>が小幅安となり、連日で年初来安値を更新した。その他、Aiming<3911>、サイバーS<3810>、アンジェス<4563>などが下落。また、直近急伸したアクセルマーク<3624>、ビーロット<3452>、タイセイ<3359>が利益確定売りに押され、マザーズ下落率上位に並んだ。

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【続伸、仮想通貨関連としてインフォテリアに物色】23日(水)

■概況■1084.94、+5.7423日(水)のマザーズ市場では、米株高や為替がやや円安方向に振れて推移していたことで、日経平均も買い先行で取引を開始。しかし、寄り付き後はJASDAQ指数と同じく、終日狭いレンジ内での推移となった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で765.19億円。騰落数は、値上がり155銘柄、値下がり74銘柄、変わらず9銘柄となった。

◆注目銘柄◆Aiming<3911>、ダブルスタンダード<3925>、sMedio<3913>などが10%超の上昇。マザーズ売買代金トップのインフォテリア<3853>は、REMIX<3825>が上期及び通期の業績予想を大幅に上方修正したことで、仮想通貨関連銘柄として連れ高に。中村超硬<6166>、TKP<3479>はそれぞれ大幅高となった。また、東証1部への昇格期待が高まったオロ<3983>は、急伸し25日線を一気に突破。夢展望<3185>などRIZAPグループ<2928>傘下の企業への物色も見られた。

一方、SOSEI<4565>が続落となり、連日で年初来安値を更新した。その他、ソレイジア<4597>、GNI<2160>などバイオ株も下落。また、オウチーノ<6084>、大泉製作所<6618>、総医研
<2385>がマザーズ下落率上位に並んだ。

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【小幅に3日続伸、売り先行も切り返す】24日(木)

■概況■1085.50、+0.5624日(木)のマザーズ市場では、米株安や日経平均の反落スタートに連れて利益確定売りが先行した。その後、主力株の一角に買い戻しや押し目買いが入ったほか、材料株などに短期の値幅取り狙いの物色が向かい、マザーズ指数はプラスへと切り返した。ただ、一段の上値追いの動きは限定的で、後場に入るとマザーズ指数は小幅高水準でのもみ合いが続いた。なお、マザーズ指数は小幅に3日続伸、売買代金は概算で1233.30億円。騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり109銘柄、変わらず13銘柄となった。

◆注目銘柄◆足元で強い値動きが続くゲーム株のAiming<3911>のほか、ASJ<2351>、エンバイオHD<6092>、シェアリングT<3989>が10%超の大幅高となった。シェアリングTは7月の月次流通総額の伸びがポジティブ視された。不稼動ビルをコンパクトホテルへコンバージョンすると発表したTKP<3479>や、新サービスに関する情報公開が材料視されたエディア<3935>も上げが目立った。その他、アンジェス<4563>、サイバーS<3810>、GNI<2160>などが上昇し、SOSEI<4565>は小幅高となった。

一方、マザーズ売買代金トップのインフォテリ<3853>が小幅に下げ、アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、中村超硬<6166>、アクセルマーク<3624>などが下落。また、sMedio<
3913>やソレイジア<4597>がマザーズ下落率上位に顔を出した。

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【続伸、こう着感の強い動き】25日(金)

■概況■1088.65、+3.1525日(金)のマザーズ市場では、小幅続伸でスタートした後は、一時前日終値を下回った。
その後円高進行が一服すると、マザーズ銘柄へと買い戻しが入り、引けにかけてプラスに切り返した。しかし、米金融・経済シンポジウムでイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長らの講演を前に、積極的な売買は手控えられた。全般的に商いは低調で、一部のマザーズ時価総額上位銘柄が市場を下支えする格好に。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で712.13億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり118銘柄、変わらず9銘柄となった。

◆注目銘柄◆アカツキ<3932>、ミクシィ<2121>、FFRI<3692>などが買われた。一方で、インフォテリア<
3853>やAiming<3911>、SOSEI<4565>などは売られた。値上り率上位では、米NVIDIA社とパートナー契約締結をしたアセンテック<3565>がストップ高比例配分となったほか、アークン<3927>やフィット<1436>などが大幅上昇となった。一方、値下り率上位には、直近IPO銘柄のFringe81<6550>のほか、ダブルスタンダード<3925>やエディア<3935>などが並んだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 今週の【マザーズ市場】8月21日~25日『商い低調で様子見ムード強く、主力株が市場を下支え』