本日のマザーズ先物は、前日の米国市場でのハイテク株の上昇を受けた投資家心理の持ち直しなど、外部環境の好転を背景に、いったん買い優勢の展開となりそうだ。直近強い動きを見せているテーマ性をもった銘柄中心に引き続き物色が期待されよう。
ただ、市場では北朝鮮情勢への警戒感に加え、週末に開催される米金融・経済シンポジウムを見極めたいとの思惑も窺える。リテールフロー主体の利食い売りのタイミングは早く、上値追いの勢いが続くかどうかは見極めが必要である。本日のマザーズ先物の上値メドは1090pt、下値メドは1050ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:外部環境好転で手掛けやすい展開か