22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円14銭へ下落後、109円55銭まで上昇し、109円50銭で引けた。予想を下回った米国の住宅価格指数を受けていったんドル売りが加速したのち、8月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回りドル売りが後退。トランプ米政権による税制改革実施への期待が再燃し、ドル買い・円売りに拍車をかけた。

ユーロ・ドルは、1.1773ドルから1.1748ドルまで下落し1.1750ドルで引けた。米債利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、128円43銭へ下落後、128円79銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.2811ドルから1.2846ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9653フランから0.9688フランへ上昇した。

 [経済指標]・米・6月FHFA住宅価格指数:前月比+0.1%(予想:+0.5%、5月:+0.3%←+0.4%)・米・8月リッチモンド連銀製造業指数:14(予想:10、7月:14)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 8月22日のNY為替概況