利食い優勢ながらも底堅い相場展開が見込まれる。10日の米国市場は、まちまちだったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円だった。日経平均は2万円固目の動きになろうが、米国市場の流れからハイテク株への物色が注目されるほか、中小型株に資金が向かいやすい。

昨日はゲーム株の一角が物色されていたが、明日以降、ゲーム企業の決算が続くこともあり、思惑的な動き等も意識されやすいだろう。また、米画像処理半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は、自動運転システム開発でのトヨタ<7203>との提携期待を背景に、一部アナリストが足元から約30%増となる目標株価の引き上げを行うなど、業績期待が高まっている。これを受けてソフトバンクG<9984>への動きも注目されることになりそうだ。その他、個別で格上げ等が観測されているところでは、大塚商<4768>、OBC<4733>、IIJ<3774>、コスモス薬品<3349>が注目される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:底堅い相場展開に、エヌビディアの業績期待受け、ソフトバンクに注目