23日午前の東京外為市場で、ドル・円は伸び悩み。前日終値付近で推移する日経平均株価をにらみながらの展開となった。ドル・円は、日経平均の高寄りを受け111円23銭から111円43銭まで上昇した。ただ、日経平均株価がその後、前日終値付近で不安定な値動きとなったことで、ドルは111円30銭付近にやや値を下げた。

ランチタイムの日経平均先物は小幅高で推移しており、目先の日本株安を警戒したドル売り・円買いは避けられているようだ。ただ、株価にらみのため、日経平均が20000円台を割り込む展開となれば、ドルに下方圧力が強まる可能性もあろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは111円23銭から111円43銭、ユーロ・円は124円02銭から124円25銭、ユーロ・ドルは1.1145ドルから1.1154ドルで推移した。


【要人発言】

・トランプ米大統領
「一帯一路の取り組みで中国との協力の意思がある」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本株にらみの展開