12日のロンドン外為市場では、ドル・円は110円23銭から109円83銭まで下落した。欧州株が全面安となるなか、格付け会社ムーディーズの英国格付けに関する見解を受けて、ポンド・円が売られ、ドル・円への下押し圧力になった。

 ユーロ・ドルは1.1208ドルから1.1232ドルまで上昇。対ポンドでのユーロ買いが波及した。一方、ユーロ・円は123円72銭から123円23銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2742ドルから1.2679ドルまで下落。格付け会社ムーディーズが、英国の総選挙の結果、EU離脱交渉に遅れが生じれば、格付けにネガティブとの見方を示した。ドル・スイスフランは0.9671フランから0.9687フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円23銭から109円83銭まで下落