NY金先物は反落(COMEX金8月限終値:1270.10↓5.30)。1263.70ドルまで下落した後、いったん1270.60ドルまで上昇した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事が「年内のバランスシート縮小開始は適切」、「経済が軌道にとどまるなら緩やかな利上げを」などと述べたこと。また、米国の5月ADP雇用統計(民間雇用者数)が予想を大きく上回る増加となったことを受けて、金の売りが先行した。その後はほかの経済指標が強弱まちまちだったことで、買い戻しもみられた。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金:反落で1270.10ドル、米ADP雇用統計の大幅増加を受けて売り先行