NY原油先物は続落(NYMEX原油7月限終値:48.90↓2.46)。51.22ドルから48.75ドルまで大きく下落した。この日ウィーンで開催された石油輸出国機構(OPEC)の総会では、加盟国と非加盟産油国が9カ月の減産延長で合意した。しかし、それは市場で広く織り込み済みとして、減産規模の拡大などの措置がみられなかったことに失望感が広がり、売りが急速に強まった。なお、クウェート石油相によれば、「イランとナイジェリア、リビアの扱いは変わらない」としている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:大幅続落で48.90ドル、予想通りの9カ月減産延長合意で売り広がる