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ナスダック100先物 5752.50(+21.25) (19:45現在)
19:45時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は堅調に推移している。また、NYダウは80ドル高程度で推移。欧州市場は小幅だが全般上昇して推移している。OPEC総会を控えて注目されている原油先物相場は、下落して推移している。
24日の米株式市場は上昇。注目されていたFOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなったことが好感された。
グローベックスの米株先物は堅調に推移していることもあり、NYダウは直近高値を捉えてくる展開が意識されそうである。経済指標ではGDP改定値(1-3月)、耐久財受注(4月)、ミシガン大学消費者マインド指数確定値(5月)が予定されているが、GDP改定値は上方修正が予想されているほか、ミシガン大は前月を上回ると予想されており、評価材料になりそうである。
なお、市場の関心はOPEC総会となろうが、減産延長は織り込み済みである。材料出尽くしといった流れとなると、市場全体の重しになる可能性がある。また、これといった慎重さはみられていないものの、トランプ政権の政治混乱リスクへの警戒はあると考えられるため、週末にかけての利益確定の流れには注視しておきたいところだろう。その他、G7では税制改革案のほか、規制緩和、インフラ投資計画などの実現で成長を目指す方針を説明する。
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