メガバンク等の決算が控えているものの、概ね決算が通過する。そのため、改めて業績を再評価する相場展開が意識されそうである。14−15日に中国で一帯一路サミットが開催されることから、中国関連やインフラ関連辺りも関心が集まりそうである。その他、足元でビットコインが強い相場をみせるなか、ブロックチェーン関連のテーマ物色が強まりやすいほか、引き続き警戒されている北朝鮮情勢に伴う防衛関連のほか、世界的なサイバー攻撃を背景としたセキュリティ関連など。

また、著名投資家のマーク・キューバン氏は、2015年の米国の株式市場で流行語になったFANG(ファング)が過小評価されているとの認識を示した。これは、フェイスブック(Facebook)、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)、ネットフリックス(Netflix)、旧グーグル(現アルファベット:Google)の頭文字をつないだ造語であり、ハイテクセクターへの手掛かり材料になりそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:業績を再評価する相場展開か、サイバー攻撃を背景としたセキュリティ関連に物色強まりやすい