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ナスダック100先物 5663.25(+3.25) (21:35現在)
21:35時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは40ドル高程度で推移。欧州市場は全般上昇して推移している。原油先物相場は小安く推移している。
8日の米株式市場は小幅に上昇。フランス大統領選で欧州連合(EU)との協調路線をとるマクロン氏が勝利したが、予想通りの結果となり、相場への影響は限定的だった。複数の大型買収(M&A)が好感されたものの、相場を押し上げるには至らなかった。
欧州市場は全般堅調に推移しており、フランス大統領選の結果は織り込み済みながら、市場はリスクオンの状態になっている。ボラティリティー指数(VIX指数)は、8日に約25年ぶりの水準まで下げていることも、先高期待につながりそうである。その他、アップルの株価が騰勢を強めており、時価総額が米企業として初めて8000億ドルを突破。中国のサプライヤーが予定より前倒しで記念端末の製造を開始する見通しだと報じられたことが手掛かりとなっているが、引き続きハイテクセクターへの支援材料になりそうである。
なお、経済指標ではJOLT求人件数(3月)、卸売在庫(3月)、卸売売上高(3月)が予定されている。その他、韓国大統領選挙の行方が判明することから、北朝鮮情勢も含め、材料視されそうだ。
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