9日の日本国債市場概況：債券先物は150円78銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2017年6月限
寄付150円79銭 高値150円84銭 安値150円76銭 引け150円78銭
売買高総計21637枚

2年　376回　-0.185％
5年　131回　-0.135％
10年 346回 　0.035％
20年 160回 　0.585％

債券先物6月限は、150円79銭で取引を開始。米国の長期金利の上昇、ドル高・円安進行を受けて売りが先行し、150円76銭まで下げた。その後、財務省が実施した10年債入札の結果が無難との見方からいったん買われ、150円84銭まで反発したが、引けにかけて売りが再燃した。現物の取引でも、全年限で売りが優勢になった。

＜米国債概況＞
2年債は1.33％、10年債は2.39％、30年債は3.03％近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.86％、英国債は1.18％で推移、オーストラリア10年債は2.68％、NZ10年債は3.07％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・22:00　カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
・23:00　米・3月JOLT求人件数（予想：572.5万件、2月：574.3万件）
・23:00　米・3月卸売在庫改定値（前月比予想：-0.1％、速報値：-0.1％）
・24:40　ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演（金融政策関連）
・02:00　ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演（ニューヨーク大学）
・02:00　米財務省3年債入札（240億ドル）
・05:15　カプラン米ダラス連銀総裁講演



＜KK＞