本日は3月期決算企業の権利配当取り最終日となる。日経平均はこれまでのもち合いレンジの下限での推移が続く中、配当志向の物色も入りやすいだろう。また、大引けでは配当再投資の買いも意識されやすく、こう着ながらも底堅い展開が期待されよう。物色は主力処では米国同様、ハイテク株の一角に資金が向かいやすいだろう。その他は、個人の良好な需給状況を反映した中小型での値幅取りが中心になりそうだ。個別ではUアローズ<7606>、日新製鋼<5413>には強気格付けが観測されているほか、グンゼ<3002>に目標株価引き上げが観測されている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:配当志向の物色が入りやすい展開に