20日のニューヨーク市場は、「プレジデンツデー」祝日で休場のため、主要通貨の取引は動意薄の状態が続いた。ドル・円は113円05銭から113円17銭で推移し、113円10銭で引けた。有力な手掛かり材料は提供されなかったが、113円以下でドル買いの興味が散見された。


ユーロ・ドルはもみあい、1.0608ドルから1.0627ドルで推移し、1.0614ドルで引けた。欧州諸国の政治不安は払拭されていないことから、ユーロはやや伸び悩んだ。ユーロ・円は120円21銭から120円00銭まで下げた。


ポンド・ドルは1.2478ドルから1.2450ドルで推移。EUからの離脱手続き開始法案の審議開始を意識したポンド買いは一服。英国金利の先高観後退もポンドの上昇を抑えた。


ドル・スイスフランはやや弱含み、1.0044フランから1.0017フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米国市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄