16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円85 銭から113円09銭へ下落し113円30銭で引けた。予想を上回った米国の住宅や雇用関連指標、2月フィラデルフィア連銀景況指数が33年ぶりの高水準に達するなど好結果を受けて、一時ドル買いが強まった。しかし、株式相場や米国の債券利回りが伸び悩み、ドルも高値警戒感から利食い売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0633ドルから1.0679ドルへ上昇し1.0660ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が後退した。ユーロ・円は、121円14銭から120円69銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.2519ドルから1.2460ドルへ下落。

ドル・スイスは、1.0013フランから0.9969フランへ下落した。

【経済指標】・米・1月住宅着工件数:124.6万戸(予想:122.6万戸、12月:127.9万戸←122.6万戸)・米・1月住宅建設許可件数:128.5万戸(予想:123.0万戸、12月:修正値122.8万戸)・米・先週分新規失業保険申請件数:23.9万件(予想:24.5万件、前回:23.4万件)・米・失業保険継続受給者数:207.6万人(予想:205.0万人、前回:207.9万人←207.8万人)・米・2月フィラデルフィア連銀景況指数:43.3(予想18.0、1月23.6)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月16日のNY為替概況