NY原油は3日続伸(NYMEX原油3月限終値:53.86↑0.86)。52.90ドルから54.13ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。国際エネルギー機関(IEA)が、石油輸出機構(OPEC)と非加盟国の協調減産によって、1月の世界の石油生産量が大幅に減少したと発表した。OPECの減産量は日量100万バレルで、昨年合意した減産量の90%を達成している。この内容を受けて、原油は買い優勢となった。


チャートでは、25日移動平均線(52.7ドル水準)レベルを上抜けている。欧州政治やトランプ大統領による政策運営への警戒感などから、リスク資産への積極投資は手控えられそうだが、需給面が材料視された格好に。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:3日続伸で53.86ドル、OPEC減産進展を材料視