トランプ氏の大統領就任式を控えて、本日は様子見ムードが強まる展開となろう。昨日の米国市場では、ムニューチン氏が公聴会で規制緩和を支持しなかったことから、銀行株が下落しているように、期待感の反動を警戒する動きも目先は強まる余地。トランプ銘柄として買い進まれてきたような銘柄群には、ポジション整理のための換金売り圧力が優勢になる可能性もあろう。全般的に売り買いとも手控えられそうだが、相対的には内需系の中小型株などがやや優位か。決算関連では、津田駒や旭硝子、マルハニチロのほか、カヤック、ドリコムなどがポジティブか。ほか、朝日インテック、Gunosyなどにはアナリストの高評価が観測されている。一部で買い推奨継続の東芝の動向などにも注目が向かおう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:トランプ銘柄には換金売りが先行か