*07:41JST NYの視点:NY連銀1年期待インフレは低下、5年期待インフレは上昇 NY連銀が発表した5月分の消費者調査によると、1年先のインフレ期待は3.17%と4月3.26%から低下した。3年先は2.8%で4月から変わらず。5年は3.0%と、4月の2.8%から上昇した。連邦準備制度理事会(FRB)は特に長期の期待インフレ動向を注視。

労働市場の状況では、職を失う確率は12.4%へ低下、自主退職も19.6%へ上昇するなど、労働市場への自信も根強い。消費を支え、インフレ改善にも時間を要する可能性がある。

●米5月NY連銀消費者調査
:1年先インフレ期待:3.17% (4月:3.26%)、3年先:2.8%(2.8%)、5年先:3.0%(2.8%)
・中間住宅価格の伸び:+3.3%
・1年先のガス価格:+4.8%、食品+5.3%、賃貸+9.1%、医療コスト9.1%、大学費:-8.4%

■労働市場
・賃金の伸び1年先:2.7%
・職を失う確率12.4%へ低下、自主退職:19.6%へ上昇
・新規の職を得られる確率:52.2%へ上昇

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYの視点:NY連銀1年期待インフレは低下、5年期待インフレは上昇