*07:39JST NYの視点:メスター総裁来年退任もクリーブランド連銀はタカ派維持へ クリーブランド連銀のメスター総裁は任期満了で来年6月に定年退職すると発表した。ガートランド副総裁が中心となり、後任総裁の選考に入る。同連銀総裁は2024年度の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有する。新総裁になっても通常は地区連銀の姿勢が大きく変わることが少ないため、次期総裁もメスター総裁に続いてタカ派姿勢を維持すると見られる。

メスター総裁はFOMCの中でも、最もタカ派的な姿勢を維持してきた。総裁は最近の講演で、インフレを2%に戻すために連邦準備制度理事会(FRB)が年内に追加利上げが必要になる可能性があると指摘している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NYの視点:メスター総裁来年退任もクリーブランド連銀はタカ派維持へ