皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、上値の重い展開になろう』と述べています。

続けて、『来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、米連邦準備制度理事会(FRB)は0.5ポイントの利上げを行うことが確実視されている。米インフレ上昇から複数回の会合で0.5ポイントの利上げが見込まれることから、ドル買いが強まり、新興国通貨の南アランドは売りが優勢となりそうだ』と考察しています。

次に、『20日に発表された3月の南ア消費者物価指数(CPI)は前年比+5.9%と予想の+6.0%を下回ったものの、前回の+5.7%を上回った。このため、5月19日開催の南アフリカ中銀会合では利上げが予想されている』とし、『ただ、足元は洪水被害の拡大を受けて景気が足踏みする可能性があるため、利上げも難しい可能性がある。これに加え、国営電力会社エスコムによる計画停電の再開や中国の景気減速もあり、南ア経済の先行きに不透明感が強まっていることから、南アランドは利益確定売りが優勢となりそうだ』と見解を述べています。

また、『今週は、3月南ア生産者物価指数(PPI)が注目されよう。現在、10%を超えてきており、予想を超えるようであれば、南アフリカ中銀への利上げ期待が高まるだろう。しかし、29日の財政収支は大幅悪化が予想されており、南アランドの売り要因になりそうだ』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『8.00円~8.40円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月26日付「南アフリカランド円今週の予想(4月25日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 南アフリカランド円は、上値の重い展開になろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)