皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金は、再び1900ドル越えへ』と述べています。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は日本時間17日午前3時に声明を発表しました。
『政策金利は0.00−0.25%が維持され、債券購入も現行の月額1200億ドル(約13兆円)が継続される見込み。FRBは「完全雇用」が実現されるまで金融緩和を継続すると再三、言明しているが、クラリダFRB副議長は、「資産購入ペースの縮小について協議を始められるだろう」とタカ派的な姿勢を見せている』と解説しています。

市場について、『量的緩和の出口を探り始めている。現時点の想定では、8月のジャクソンホール会合でテーパリング戦略に関する対話を開始し、年内に実行するという展開が有力視されている。利上げに関しては、23年いっぱい見送られるというもの。それでも過熱するインフレを懸念して、声明やパウエル議長の会見では、量的緩和縮小に向けた道筋の概略を示す可能性があると警戒されている。金市場は、FOMCを前にして身構えている』と考察しています。

続けて、『世界最大の金ETF(上場投資信託)のSPDRゴールド・シェアの残高は15日時点で1044.61トン。年初からはおよそ12%減少しており、金現物市場への資金流入は滞っている。ファンドの買いも一服している』と伝えています。

一方で、『FOMCでハト派的姿勢が確認されると思われる』とし、NY金について、『金融緩和継続を好感してNY金は1900ドルの節目をこえていくのではないか』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月16日付「NY金は、再び1900ドル越えへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY金は、再び1900ドル越えへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)