また4月13日には、米国のランド研究所と韓国の外交安保シンクタンク・アサン研究所が、「北朝鮮核兵器の脅威への対応」という共同研究の報告書を発表し、「北朝鮮は2027年までに、最大240個の核兵器と数十基のICBMを保有する事が可能だ」と発表した。これは、核物質生産量に基づく推計であり、現状の30~40個(SIPRI:Stockholm International Peace Research Institute推計)から、6年後には前出の保有量になるという見積もりに基づいている。報告書は、北朝鮮が今後の外交交渉を有利に進めるためにも、今年中に核実験と弾道ミサイル発射を再開する可能性が高いと見ている。