台湾のE.SUN銀行(玉山銀行)は、日本電気と提携して、ATMの顔認証技術を公開した。銀行はこれまでに、NECの顔認証AIエンジン「NeoFace」を搭載したATMを5カ所に設置している。

初めて使用するときは、カードを挿入して顔写真を撮る。ワンタイムパスワード(コンピュータリソースに対するアクセス用に発行される、一度限り有効なパスワードのこと)が電話に送信され、ATMに入力すると登録が完了する。
その後、顧客は自分の顔を見せて自分のPINを入力するだけで取引を実行できる。
ちなみに、PINとは「「PersonalIdentificationNumber(個人識別番号)」の略で、機器やサービスの盗難、紛失、第三者による不正利用を防ぐための暗証番号のこと。場合によっては特殊文字や大文字と小文字を含む場合もあるが、基本的には数字4桁で設定する」。
スペインのCaixaBankは2019年3月、2019年後半からATMネットワーク全体で顔認証を、PIN入力なしで導入する計画を発表した。
出典「Taiwan’sESUNBankdeploysfacialrecognitionATMs」



【ニュース提供・エムトレ】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 台湾のE.SUN銀行(玉山銀行)が顔認証ATMを導入