こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/14付の「DailyOutlook」では、「来期最高益更新」見込み銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日で19/3期3Q(10-12月期)決算がほぼ出揃う。これまでに発表された決算の動向としては、米中通商問題への懸念などから、製造業を中心に通期業績予想を下方修正する動きが散見された』と伝えています。

続けて、決算発表一巡後の投資アイデアとして、「来期最高益更新」見込み銘柄に注目し、『3Q決算を終えると、通期業績の着地が概ねみえてくるとともに、市場の目線は来期(20/3期)業績に移るだろう。最高益更新見込み銘柄は例年、新年度が始まる前の3月頃から市場をアウトパフォームする傾向がある。昨年3月から本決算発表シーズンが終わる5月までのパフォーマンスをみると、米中通商問題を背景に日本株市場が一進一退となる中、「来期最高益更新」銘柄群は安定してベンチマーク(TOPIX500)を上回って推移した。不透明感が増す中、「最高益更新」は投資判断における一定の基準となったと考えられる』と分析しています。

さらに、『現時点での来期(20/3期)最高益更新見込み(81/3期以降で経常利益が最高、予想は2/12時点のQUICKコンセンサス)銘柄としては、内需関連ではM&A(2127)、ニチレイ(2871)、リログループ(8876)など、外需関連では、ダイキン(6367)、キーエンス(6861)、村田製(6981)などが挙げられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『昨年の「来期最高益更新」銘柄のパフォーマンス』を紹介しています。詳しくは2/14付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 決算発表一巡後の投資アイデア、SMBC日興証券(花田浩菜)