皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。「さやの変化は相場の変化」という商品相場の格言を皆さんはご存知ですか?今その状況となっている天然ゴムについて、松永総研のレポートをご紹介します。

レポートでは、足元の値動きについて『東京ゴムRSS3は、9:45時点で当限が3.1円高の190.1円、先限が0.5円安の178.8円となり、当限と先限の価格差が11.3円となり、価格差が月初から拡大傾向を続けております』と解説しています。続けて、『当業者により期近限月が高値誘導されて逆さや拡大となれば、ここにきて急速に値ごろ売りを増加させた投資家ポジションの売り進みにブレーキがかかりそうです』と紐解いています。

東京ゴムRSS3が「逆さや」になった先月23日以降の値動きについては、『逆さや縮小&価格下落』とのことで、『当限と先限の価格差が5円ほどにまで縮小したことを受けて投資家ポジションの新規売りが急速に増加しました』と考察しています。

そして今後の値動きについては、『ここで再び「逆さや拡大&価格上昇」となれば、これまでの「先限に対する割高感」が「当限に対して先限の割安感」へと変化し、ここにきて急速に売り越し枚数を増やした投資家ポジションの「手仕舞いの買戻し」を加速させる可能性も高まります』と分析。加えて、『ここにきて期近限月が再び上昇力を強め始めていることに注目かもしれません』と考察しています。

買いにチャンスがあるかもしれませんね。参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月6日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 天然ゴムに「手仕舞いの買戻し」で買いチャンスか? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)