ピクスタ<3416>は20日、同社が運営するデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA」において、「琉球びんがた」による新規市場創造を促進する「琉球びんがた普及伝承コンソーシアム」と連携し、職人からライセンス委託を受けた沖縄の伝統工芸「琉球びんがた」デザインの販売を開始することを発表。

「琉球びんがた」は沖縄県の伝統的な染色技法で、経済産業大臣指定の伝統的工芸品、沖縄県無形文化財にも指定されている。京都友禅、加賀友禅、江戸小紋と並ぶ日本の代表的な染物で、観光客にも人気の伝統工芸である一方で、単に模倣したデザインをプリントしただけの商品や海外製の低品質な商品が流通している。そこで、伝統工芸を継承するために職人が作るデザインを理解した上で利用でき、かつ、職人に適切な利益をもたらせる仕組みとして、今回のデザイン販売を開始する。

同社では、「琉球びんがた画像素材」を2019年3月末までに合計300点、2020年3月末までに合計 1,000点を目標に拡充していく方針である。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクスタ---「PIXTA」において沖縄の伝統工芸「琉球びんがた」柄のデザイン販売開始