こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。 今回は気になる原油相場についてのレポートをご紹介します。

先週末のNY原油は、ナイジェリアのストへの警戒で上昇したようです。レポートでは、『ナイジェリア石油・ガス産業中間管理職労組は7日、大量解雇を撤回しなければ18日から全国ストを行うと警告しました。ナイジェリア石油・ガス産業中間管理職労組は、同国2大石油労組の一つです』と背景について詳しく説明しています。ナイジェリアの原油供給に支障が生じるかもしれないという懸念が買いにつながったようですね。

またNY原油におけるファンドの買い越し枚数については、『5日時点で61128枚となり、過去最高を更新しました。しかし、ファンドの買い越し枚数は、この3週間で1万5000枚程度しか増加しておらず、ファンドの買い進みも限界にきているのかもしれません』と分析しています。

ちなみにアジア時間11日の原油先物は米石油掘削リグ稼働数の増加から売りが優勢となっているようです。参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の12月11日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油におけるファンドの買い進みも限界か? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)