こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「日経平均がまだ割安か?」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

日経平均予想EPSが最高値更新し、その後、日経平均が急騰しました。同コラムによると『北朝鮮問題などの地政学的リスクで売り込まれていたのが、外国人投資家の強烈な買いによって一気に、買い進まれ』たようです。また、『その間、3月期決算企業の決算発表』が相次ぎ、『意外なまでに企業決算は好調』でした。象徴的だったのは、『国内トップの時価総額のトヨタ自動車が業績の上昇修正を行い、減益予想を増益予想に変更したこと』だと同コラムでは述べています。これによって、『日経平均株価の予想EPSが11月9日に史上最高値の1,509.5円をつけました8月14日の日経平均予想EPSは、1,415.7円だったので、93.8円もの急上昇』となっています。

ところが『11月10日の日経平均予想PERは15.03倍』である一方、『アベノミクス以降の単純平均値は、15.53倍』のようです。つまり、現在の予想PER15.03倍は、アベノミクス以降では若干割安と言える水準のようです。

また、『日経平均株価は急騰しましたが、好調な企業業績の伸びによって1株当たり利益が増加したことによるもので、バブル』とは言えなさそうです。同コラムでは『日経平均予想PER16倍の24,145円程度までは、更なる上値が期待』できそうだと述べています。しかし、『16倍超を買い進むには、来期である2019年3月期の増益期待が必要』となります。年末までは、日銀によるETF買いによる買い支えもあり、日経平均株価は、高値圏での保ちあいが続きそうです。年末相場にかけては、まだ年初来高値を更新していない『東証マザーズ銘柄への投資が有利』になりそうだとのことです。eワラントでは、東証マザーズ指数のコール又は、東証マザーズの個別銘柄のコールに投資妙味がありそうですね。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の11月13日付のコラム「日経平均は、まだ割安?ここからの投資戦略は?」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は、まだ割安?ここからの投資戦略は?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)