リアルワールド<3691>は17日、同社子会社のマークアイ(本社:東京都港区)が、農林水産省の「海外知的財産保護・監視委託事業」を昨年度に引き続き本年度も受注したと発表。マークアイは、知的財産権に関する総合コンサルティング事業を20年以上行っており、1800社を超える企業から、商標業務の受注実績がある。

世界的な日本食ブームの広がりや、アジア諸国における経済発展に伴う富裕層の増加など、日本の高品質な農林水産物・食品の輸出拡大のチャンスが広がっており、日本では各産地で「日本ブランド」の海外展開が盛んに行われている。日本の商標権などの知的財産を保護し、地域ブランド産品の国内外における価値を活用するために、諸外国における監視を強化することが重要な課題とされている。

海外知的財産保護・監視委託事業は、海外において、GIマークや地理的表示が第三者によって商標出願・登録及び不正使用されないよう調査などを行い、必要に応じて対応策を検討実施、都道府県などとこれらの情報を共有する体制を整備している。都道府県等の知的財産保護の意識を高めることで、日本ブランドの保護強化を図りたいとしている。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 リアルワールド---農林水産省の海外知的財産保護・監視委託事業を昨年度に引き続き受託