こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「ジャクソンホールと今後の展開」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

今月は、ジャクソンホール会合が1つの注目となっていましたね。そこで、同コラムではジャクソンホールについてまとめています。

先週24日から27日にかけて、米カンザスシティ連銀主催のジャクソンホール会合が行われました。同コラムによると『市場の注目はイエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演でしたが、イエレンFRB議長もドラギECB総裁も金融政策に関して踏み込んだ発言』はなかったとのこと。ただ、『為替相場はイエレンFRB議長の講演をきっかけに米ドル相場は1ドル=109.80前後から109.30前後と円高ドル安が進み、一方でドラギECB総裁の講演をきっかけにユーロ相場は1ユーロ=129.80円前後から130.40前後と円安ユーロ高が進み』ました。特に、ユーロ高が顕著なイメージです。

ジャクソンホールを通過し、今週の注目は「1日の雇用統計」と「ISM製造業景況指数」に移っていきます。1日のイベントの前にも、『29日発表の米8月コンファレンスボード消費者信頼感指数(日本時間の23:00)、30日発表の米8月ADP雇用統計(日本時間21:15)と米4-6月期GDP改定値(日本時間21:30)、31日発表の米新規失業保険申請件数(日本時間21:30)』などと経済指標が続きます。これらは、『米ドル相場を動かす材料』になりそうです。

同コラムでは、『ジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長の講演から、FRBの政策スタンスに変更はない』ものと考えています。今後、『発表される経済指標が市場予想を上回る良い数値である場合にはFRBによる資産圧縮が意識されて米ドル高となり、逆に悪い数値であれば資産圧縮のペースが遅れるという見方から米ドル安』になるかもしれません。『この前提で考えれば、良い数値であれば米ドル高、悪い数値であれば米ドル安というシンプルな結果が予想』されると同コラムでは分析しています。

指標発表によって相場が大きく動くことが想定される場合、『相場の方向性を予想するより、相場の変動が拡大することの方が予想はしやすい』と思われます。このような場合、最大損失は投資元本までに限定されていながら、数倍になる可能性があるeワラントを上手に活用したいところです。その戦略についても同コラムでは述べています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の8月29日付のコラム「ジャクソンホール会合のまとめと今週の注目点」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジャクソンホール会合のまとめと今週の注目点~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)