フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

先日、上海ゴムと東京ゴムの値動きの違いは小さくなりそうです、とレポートしました。そこで、今回は足元のゴムの値動きについてお伝えします。

レポートでは、ゴム価格について、『上海ゴムは、2.1%高の1万2955元で日中取引を終えました。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万2955元−900元)÷1000kg×16.3591円=約197.2円換算となりました。それに対して現在の東京ゴム先限が2.4円高の196円付近で推移しており、東京ゴムが少し割安換算となっております』と伝えています。

また、東京ゴムの値動きについて『東京ゴムは、今月高値(6月16日の204円)まであと8円ほどに迫っております。今月高値を突破すれば、先月高値(5月24日の236.7円)が次のテクニカル的な上値目標となります』と分析しています。

加えて、『来週7~10日に開催される生産国会合で輸出削減策の実施が決定すれば、東京ゴムが先月高値(236.7円)を目指す可能性も高まりそうです』と伝えておりますので、東京ゴムの買い場のチャンスを探してみるのも一考かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月27日付「天然ゴム市場パート6」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



<DM>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京ゴムの買い場が到来?! サンワード貿易の松永氏(三井智映子)