外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける外為どっとコムは27日、日本マイクロソフトのパートナーである南国ソフト社と共同で、為替レートなどのマーケット情報を閲覧できるツール「Market MR」(マーケットエムアール)を開発したと発表した。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)型のMRデバイスである「マイクロソフト・ホロレンズ(Microsoft HoloLens)」の専用アプリとして、Windows Storeにて近日公開されるという。

マイクロソフト・ホロレンズは、操作をジェスチャー、視線、音声で行うことができるゴーグル型のホログラフィックコンピューター。ホロレンズ専用アプリであるMarket MRでは、レンズを通して見える仮想空間上に、外国為替レートやチャート、経済ニュースなどを表示することができる。MR(Mixed Reality)技術=「複合現実」を使ったマーケット情報閲覧ツールとしては日本初となる(※日本初:WindowsStore内 外為どっとコム調べ)。

Market MRは2017年6月28日~30日に東京ビッグサイトで開催される国際総合展「コンテンツ東京2017」にて展示される予定(「VR・ARワールド」の南国ソフトブース)。

外為どっとコムは、FX(Foreign Exchange)=「外国為替証拠金取引」草創期の2002年に設立された独立系FX企業である。44万人の顧客(法人含む)から1,100億円超の資産(保証金残高)を預かる。創業15年を迎え新卒採用にも踏み切るなど一層の事業拡大に向けた取り組みを加速させている。傘下には、外国為替に特化したシンクタンク子会社「外為どっとコム総合研究所」がある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 外為どっとコム、マイクロソフトのMRツール専用のマーケット情報閲覧ツールを開発