フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。先週末はOPEC総会が開催で主要産油国の多くが協調減産の9カ月延長に合意しました。しかし来年3月以降の方針や、協調減産量に対する今後の方針などに付言しなかったことなどが嫌気されNY原油が大幅下落しました。行き過ぎた大幅下落で買い場かも?と先週末にお伝えしましたね。実際に原油は大きく買われ、49.8ドルまで上昇して取引を終えたのでチャンスを逃して悔しい思いをした方もいるのではないでしょうか。そこで、これからチャンスがやってくるかもしれない東京ゴムについて、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の中で気になるコラムを見つけましたのでご紹介します。

レポートでは『上海ゴムの先週末の夜間取引は、端午節により休場となりました。上海ゴムの日中取引は、端午節により28日(日)~30日(火)が休場となります。先週末のNY原油やブレント原油の上昇を受けて本日の東京ゴムが上昇しております』と伝えており、買いと売りのポジションについては、『目先的な注目は、ファンドなど外国商品先物取引業者経由の売り越しポジションと投資家の買い越しポジションのどちらが値洗い的優位に立つかというところではないでしょうか』との見解を述べています。

またレポートでは、『今回の場合は、東京ゴムが昨年10月から今年の4月にかけて「大幅上昇➡大幅下落」という大相場を形成し、4月から5月にかけて大きく戻して「初戻し」を完了させたような状態となっていることから、逆張り的な見方である「どちらかの手仕舞い一巡のタイミングを探す」に注目することも一考かもしれません』と分析しており、『それにより、東京ゴムが更に下落し、投資家の買い越しポジションの手仕舞いが一巡するタイミングを探せば、良い買い場となるのかもしれません』と伝えています。

東京ゴムの押し目買いのチャンスのタイミングとなるかもしれませんのでゴムの価格にもぜひ注目してみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月29日付「天然ゴム市場」「天然ゴム市場パート2「今後の東京ゴムの作戦」」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京ゴムが買いのタイミング?値動きを注視したいところ サンワード貿易の松永氏(三井智映子)