経済協力開発機構(OECD)は最新リポートで、2017年、18年の中国の成長率が、それぞれ6.5%、6.3%になるとの見方を示した。世界経済の回復に伴い、中国の輸出が今年から回復する可能性があるとも指摘した。

一方、OECDは、中国企業の債務拡大リスクを警告した。企業債務は国内総生産(GDP)比で175%まで拡大し、新興国の中で最も高いと指摘された。OECDは、企業債務の拡大について、シャドーバンキング(影の銀行)及び銀行の貸し出しが加速していることが主因だと分析し、中国当局がこの問題を優先的に解決する必要があると提言した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 OECD:中国の企業債務拡大を警告、今年の成長率は6.5%の見通し