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13日の夜間取引で中国の資源銘柄が強い値動きを見せ、全面高となったことが気になりましたね。今回はこれについてレポートします!
松永さんによると、『上海鉄筋が3.9%高、大連鉄鉱石が4.9%高となり、鉄鋼関連銘柄の上げ幅の大きさが目立ちました。上海鉄筋は、2月27日に記録した年初来高値まであと0.9%にまで迫りました。13日の上海総合株価指数が0.8%高と大幅高となったことに、13日夜の資源銘柄の多くが反応したようです』と伝えています。
中国では重要な会議である全国人民代表大会が開催中で、政策期待が高まっていますね。また香港域内の金利低下や週明け13日の香港市場が値上がりしたことなどを好感して、13日の上海総合指数は4日ぶりに反発しています。
さらに松永さんはこの中国株の反発について、『ゴールドマン・サックスは13日、中国株の投資判断を「オーバーウエイト」に引き上げました。そうした大手投資銀行の投資判断の引き上げに、13日の中国株が反応したようです』と分析しています。
続けて、『ドル元が月初からじり高基調となり、そうした元安基調を受けて、元建て銘柄となる中国の資源銘柄が上昇力を強めてきたようです』と加えています。
上海ゴムの今後の値動きについては、『13日早朝に2016年12月の安値を僅かに割り込んだことで、これまでの下落に対する達成感が広がったようです。テクニカル的には、2016年12月2日と12月27日、そして13日の安値で「トリプルボトム」を形成するかどうかが注目されるところでしょうか』との見解を述べていますので、引き続き注視していきましょう。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月14日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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