こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今日はドル円についてのレポートです。

28日、トランプ米大統領の米議会上下両院合同本会議での初めての演説が終わりましたが、その後為替市場では円安・ドル高が進行しています。それを受けて本日2日の日経平均は、昨年来高値を更新していますね。

松永さんによると、『28日のトランプ大統領による議会演説の影響は限定的でしたが、一部のFRB当局者発言を受け、早期利上げ観測が高まりました』とのことです。

米利上げの確率の変動に関しては、『FF金利による米国の利上げ確率は、2月5日時点で9%まで低下していたものの、2月15日時点で42%、2月27日時点で50%にまで上昇し、昨夜の米国市場で80%まで上昇しました。これにより、3月15日のFOMCで利上げが実施されるとの見方が大勢を占めるようになってきました』との見解を述べています。

今月は15日のFOMC前に、10日に雇用統計もありますので、動向を注視してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月2日付「ドル円の分析」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米利上げの確率が上昇? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)