中国人民銀行(中央銀行)が発表した統計データによると、2016年の全国の銀行貸し出し残高のうち、住宅ローンは全体の44.8%を占めたという。16年末の住宅ローン貸出残高は26兆6800万元(約448兆2240億円)となり、前年末比で27%増加した。

住宅価格の高騰に伴う投機的な不動産投資の増加が住宅ローン需要を押し上げていると指摘されている。また、中国経済が引き続き不動産開発などに頼っていることも明らかになっている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 (中国)16年の住宅ローン:全体貸出の4割以上、経済の不動産頼りが鮮明