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議長の議会証言では、「FRBが追加の資金供給に関して引き続き検討している」との
(パウエル議長)見解が表明されたが、市場関係者の間からは「FRB議長の発言内容は想定内」との声が聞かれており、目立った市場反応は確認されなかったようだ。ただ、ムニューシン米財務長官は「中間層の減税は検討すべき」と述べており、この発言を意識したドル買いが観測されたようだ。
なお、米連邦議会予算事務局(CBO)は19日、「4-6月期の成長見通しは-38%、2020年は-5.4%」との予測を提示した。4-6月期の成長見通しは前例のない大幅なマイナス成長になることは避けられないが、7-9月期以降については市場の見方が分かれている。一部の市場関係者は「パウエルFRB議長は米国経済の急速な回復を期待していない」と指摘しており、金融政策面の追加措置が講じられると予想している。
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