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(為替相場の安定化)との見方が多い。トルコ中銀が公表した声明では「必要なら一段の金融引き締めを行う」との見解が示されている。
トルコのエルドアン大統領は以前から利上げに反対しており、この日も会議で、「年末のインフレが中央銀行の予測と一致したのを見たことがない」と指摘している。市場関係者の間からは「大幅利上げによって為替相場の安定性が確保されたとは断定できない」との声が聞かれている。高金利によってトルコの経済成長は著しく鈍化する可能性は残されており、トルコリラ買い・米ドル売りが継続するためには、経常赤字の大幅な縮小などさらなる材料が必要となりそうだ。
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